もう1つの使い方はMS-DOSかUNIXを使ったことがある方ならおわかりかも
知れませんが「リダイレクト」で、特定の人に対して何か言ったり質問し
たりしたいときに使います。たとえば
Mail2ではこのメーリングリストで
コマンドメールが使えるかどうかについて聞きたいわけで、それについて良
く知っているはずの管理人に対して話しを振っているわけです。
迷惑ないたずら
比較的最近では 「Subject が Good Time というメールは悪質なウィルスだから
絶対に読まずに廃棄するように。
このことを他の人にも伝えてください」という偽ウィルス情報
がかなり大規模に流れていました。
Cc: closed-ML@secret.com
closed のメーリングリストに記事を送るのに Cc を使うと
hoge-ML のメンバーすべてがそのアドレスを知ってしまうことになります。
Bcc: を使うか、別のメールにしましょう。
Return-Receipt-To: mimori@princess.moemoe.or.jp
前述したように、メーリングリストあてのメールに
余計なヘッダをつけてはいけません。
Subject: 質問
こういう Subject だと、Subject だけ見た時にどういう内容のメールなのか
わかりません。
今度メーリングリストを作ろうと思ってるんですが、なんか良いサーバーおしえてくれ〜!
1行は半角74文字程度にすると読みやすいです。
本来は78文字くらいでもいいのですが、
あなたのメールを誰かが引用した時のことも考えると
74文字くらいにとどめた方がいいでしょう。
あと、自分ではわかってるつもりでも読んだ人には意味がまるでわからない、
ということがよくあります。
あと、過去のメール全部至急私に送って下さい。
他人にものを頼む時は相手の都合などを考えましょう。
シグネーチャについて
凝ったシグネーチャは見ていて楽しいものですが、
度を越すと他人に不快感を与えることにもなります。
古くは3行程度に収めるべきだといわれていましたが、
現在では5、6行程度なら認められるでしょう。
ただ、上の例のように住所や電話番号を入れるのは不要なトラブル
(いたずら電話やダイレクトメールなど)
の原因になり得るので避けた方がよいと思われます。
さらにメールのどこかに本名を入れずにすべてペンネームにしている人もいますが、
「本名が書いてないメールは信用しない」という人もいますので、
覚悟しておいた方がいいでしょう。
Cc: mimori@princess.moemoe.or.jp
このように Cc:自分のアドレス としておくと、
自分へもメールを出すことになるので、事故などでメーリングリストまで届か
なかった時の被害を最小限に出来ます。
Bcc: closed-ML@secret.com
To, Cc 宛にはここの1行が消えた形で送られますので
このclosedなメーリングリストのアドレスを知られる心配がほとんどありません。
Subject: [Q] ML server
質問するにしても、このようにすると何についての
質問かわかるので答える方も答えやすくなります。導入が簡単で軽いのがいいなぁ。
メンバー同志が結構親しくなっていれば、
このように肩のこらない表現を使ってもいいでしょう。@
所属を表します。メールアドレスで@ 以降がドメイン、つまりその組織
などを表すことから生まれた用法です。%
何かひとこと書きたいときに使ったり、あるいは「美森%管理人@りむね
っとです」のように使ったりします。なお、%のそもそもの意味は、メールの
経由地をあらわすために使います。例えば、
hoge%gihyo.co.jp@hoge.jp
とメールアドレスに書いてメールを送ると、hoge.jp 経由で gihyo.co.jp に
メールが届きます。#
本文と直接関係のないこと、独り言、コメントなどに使います。
UNIXのシェルスクリプト(DOSのバッチファイルの親戚)においてコ
メントをつけるのに#を使うことに由来します。>
これには2つの意味があります。まず引用するときに使う場合。
上にあげたようにメールでのやりとりでは普通他人のメールを引用して会話
を進めていきます。その時に自分の発言と他人の(引用された)言葉とは区
別出来るようになってなければなりません。そのため、他人の発言には頭に
「>」をつけて区別します。他には「>>」「|」なども使われます。最近は
「名前>」のように名前を入れる人が多いようです(
Mail3 参照)。
Mail4のように引用符を重ねる人もいます。*
強調するときに使います。例えば、「この情報はあなたに *だけ* 送ってい
ます。」と書いてあれば、「だけ」の部分が強調されている、という意味です。
^H
バックスペースです。「信念^H^H新年おめでとうございます」のように
主としてだじゃれを表現するのに使うようです。
美森%風邪ひいた (;_;)@りむねっとです。
このように、相手のメールを
引用することが多いです。こうすることで話しの流れが見やすくなります。
元のメールを読んでなくてもこのメールだけで会話が成立する最小限度を引用
するのがうまいやりかたです。 ども。
親しい間柄だとこういうふうに相手の名前を引用して挨拶をかく、
というのは良くみかけます。信太>
このように、複数の人のメールを引用することもあります。
その際、どれが誰の発言なのかわかるように引用するよう、こころがけましょう。
あるいはMail4のように
引用符を重ねて発言を区別する方法もあります。
Copyright 1997 by Y. Mimori
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