ここでは、1.1.9について述べています。
必要なライブラリ、プログラム
インストールの前にgtk1.2をインストールします。gtk-configがインストール
されているかどうか確認してください。このコマンドが正しく動けば、インス
トールは済んでいます。
もしインストールされてなければ、
gtkは ftp://ftp.gimp.org/pub/gtk/v1.2から入手できます。
なお、nessusdだけをインストールするなど、GUIサポートが不要であれば、
gtkなしでインストールすることもできます。その場合は nessus-core をmake
するとき、
準備が完了しているなら、
http://www.nessus.org/experimental.htmlの一番下にあるリンクのいずれか
(おそらく日本のミラーサイト
ftp://ftp.ayamura.org/pub/nessus/unstable/nessus-1.1.9/
がベストでしょう)からダウンロードします。
もし、全てのモジュールをインストールするのなら、
nessus-installer/nessus-installer.shをダウンロードするのが簡単でしょ
う。コンパイルオプションを変更するなどの場合(gtkを使わないなど)は、
src/の下のtarball(4つ)をダウンロードしてください。
ソースから作る場合には、それぞれのtarballを展開して(gzip -cd
libnasl-1.1.9.tar.gz | tar xfz - など)、それぞれのディレクトリで sh
configure && make && make install するだけ。簡単です。
ただし、makeする順番があり、nessus-libraries → libnasl → nessus-core
→ nessus-plugins の順に行います(順番が違うとmakeできない)。
おまけ
まず、rootでnessus-mkcert を起動する。
この証明書の期限などについて質問されるが、わからなければとりあえずその
ままリターンすればよい。とにかく Certificate を作成する。
続いて、やはりrootで nessus-adduser を起動し、ユーザを作る。Login: で
ユーザ名を入れ、pass/cert には pass と答えておくと、パスワードを聞いて
くるので、適当に入力(あとで使うので覚えておくこと)。これで準備は完了で
ある。
gtk1.2
sh configure --disable-gtk
とすればよい。
また、nessusdはUNIX版しかないですが、nessus(client)についてはWindows版、
Java版も存在します。
それらについては
http://www.nessus.org/download.htmlを参照してください。
nmap
有名なPort scanner。http://www.insecure.org/nmap/
から入手できます。
OpenSSL
NessusとNessusdの間の通信を安全にするために使います。ま、た、SSLを使うポー
トの監査にも使われます。なくても動作しますが、出来ればインストールして
おくべきです。
http://www.openssl.org/か入手で
きます。
ダウンロード
インストール
install.shを使う場合には、
sh install.sh
として質問に答えるだけでインストールは完了します。
install.sh を起動したとき、「gtk-config がないのでCUIモードにするよ」
(意訳)というメッセージが出ることがあります。gtk12をインストールしたの
にこのメッセージが出るときは、pathにgtk-config があるかどうか、確認し
ましょう。私の場合、gtk-config が存在せず、かわりにgtk12-config が存在
したので、gtk12-configのあるdirectoryで ln gtk12-config gtk-config し
たら問題なくcompileできました。
初期設定
Mimori Yuki <mimori@puni.net>
$Id: ins.html,v 1.4 2002/09/09 00:56:16 s-v Exp $