nessus - Nessusセキュリティスキャナのクライアント部分 (v1.0.9)
X11クライアントとしては、NessusはGimp ToolKit (GTK)ベースであり、起動
時に引数は不要である。
コマンドラインバージョンとしては、Nessusは常にオプションの後ろに引数が
必要である:
このオプションは危険である。例えば、このオプションを使って
192.168.1.1/24をテストすると、nessusdは全てのIPアドレスを逆引き
し、全てのドメインについてDNSのゾーン転送をしようと試みるだろう。
それは、もし192.168.1.1がwww.foo.bar, 192.168.1.10がmail.bar.fooならば、
"foo.bar"と"bar.foo"のドメインについてDNSゾーン転送がなされるだろう。
Jordan Hrycaj <jordan@mjh.teddy-net.com>
は、クライアント−サーバ間の暗号レイヤの作者である。暗号化ライブラリ
(libpeks)については(C) 1998-1999 Jordan Hrycaj である。
そして、数人の他の人々が、親切にもパッチやバグレポートを送ってくれてい
る。彼等に感謝したい。
概要
nessus [-n]
nessus [-q] Server Port Login Targetsfile Resultsfile
nessus [-C] [-L] [-K
nessus [-v] [-h]
nessus [-c
nessus [-T
あるいは、長いオプションを用いて
nessus [--no-pixmaps]
nessus [--batch-mode] Server Port Login Trgfile Resultsfile
nessus [--change-pass-phrase] [--list-keys] [--delete-key=
nessus [--config-file
nessus [--output-type=
nessus [--version] [--help]
解説
Nessus Security Scannerは、サーバとクライアントの2つの部分からなるセキュ
リティ監査ツールである。サーバであるnessusdは攻撃を担当し、クライアン
トであるnessus(1)はユーザインターフェイスを担当する。
GUIサポートありとなしの2種がある。
オプションとみなされない、ダッシュ "-" で始まらないコマンドライン引数
があれば、Nessusは常にコマンドラインで起動する。
オプション
鍵管理のオプション
鍵管理のオプションは、他のnessus が既に動いていても用いることができる。
ユーザ鍵データベースへの変更は、動いているnessusにも反映される。
nessusが鍵管理オプションとともに起動された場合には、デーモンとして起
動しない。
X11インターフェイス
Nessusクライアントのインターフェイスは、いくつかのパネルに分かれている:
環境変数
ファイル
参考
nessus(8), getpass(1)
NESSUSプロジェクトについてのさらなる情報
Nessusプロジェクトについてのさらなる情報が得られる正式な場所は:
http://www.nessus.org (Official site)
http://cvs.nessus.org (Developers site)
著者
Nessusプロジェクトは、Renaud Deraison
<deraison@cvs.nessus.org>
によって始められ、メンテナンスされている。Nessusサーバ、ほとんどの攻撃
モジュールは共に、主としてCopyright (C) 1998-1999 Renaud Deraison であ
る。
もくじ
Translated by Mimori Yuki <mimori@puni.net>