ここでは、私が使ったことのあるキーボードについて、簡単に書いてみます。
サイズについては実測値(縦 x 横)で、形が長方形でないものは、それが置け る最小の長方形で表しています。価格は、私が入手したときの値段。 規格は、101: 101キーボード(英語キーボード)、104: 104キーボード(101キー ボードにWindowsキーなどが付いたもの)、106: 106キーボード(いわゆる日本 語キーボード)、109: 109キーボード(106キーボードにWindowsキーなどが付い たもの)。112: 109キーボードにACPI関連のキー(Sleepなど)が付いたもの。 それ以外については説明を書くことにします。
操作感については極めて個人的なものです。 「重い」か「軽い」かについては参考になるでしょうが、「良い」と書いたも のが万人向けとは思いませんし、「悪い」と書いたものが合う人もいると思い ます。 ちなみに、2003/4現在のおすすめは、UNIX使いならHHKか FKB8579、WindowsならReal Force 106 かMS Internet Keyboard。
メーカーページ | http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/ |
サイズ | 110 x 292mm |
価格 | 19,800 |
規格 | 特殊 |
接続方式 | PS/2他 |
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pfuによる高級キーボード。現在では2が出たりLiteが出たりとシリーズ化して いるが、これはその初代。今はたぶんこんなに高くないと思う。
この省サイズながら、キーピッチは標準。 規格としては基本線101キーボードだが、Backspace、ファンクションキー、テ ンキーなどが省略され、60キーになっている。
これが良くも悪くも特徴の1つとなっている。つまり、普通に文章を打つには 困らないが、かな漢字変換でファンクションキーを使ったりするにはちょっと 困るだろう。しかし、狭い机で使うには必要最小限だと思う。
押下げ圧が50g(カタログ値)で、安っぽい「ペコペコ」感がない。 また、キーを押し始めるときの「ひっかかり」(いわゆるクリック感)は 小さく、やわらかい印象を持っている。キータッチ音もそれほどうるさくなく、 私にとっては現在(2002/1/12)最高のキーボード。
メーカーページ | http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/ |
サイズ | 110 x 292mm |
価格 | 7,800 |
規格 | 特殊 |
接続方式 | PS/2 |
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Happy Hacking Keyboardの廉価版という位置付けで、 キー配列などは基本的に変わっていないので、そちらを参照のこと。
変更点としては、Happy Hacking Keyboardではケーブルの 交換でMacintoshやSparc stationに対応していたが、こちらはPS/2専用となっ ている。
キーのタッチ感覚も異なり、押下げ圧55g(カタログ値)とやや重くなっている。 初代と比較するとクリック感が強く、その後は軽い感じ。 私は、Happy Hacking Keyboardのキーのタッチ感覚よりも 悪いと感じていて、使っていない。
なお、現在ではこれの改良版のHappy Hacking Keyboard Lite 2が出ており、 Liteは市場にあるものだけになっている模様。Lite2にはカーソルキーが付い ており、またインターフェイスもUSBとPS/2から選択、英語キーボードとJISキー ボードの選択、色も白と黒から選択となり、かなり種類が増えている。しかし、 キータッチ感はHappy Hacking Keyboard Liteを踏襲したものになっているの が残念。
#もしかして、私の感覚が悪いんでしょうか?
メーカーページ | http://www.kinesis-ergo.com/elan.htm |
サイズ | 203 x 420mm |
価格 | 60,000位 |
規格 | 101 |
接続方式 | AT, PS/2 |
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たぶん、最高級キーボードの1つ。 形を見るとびっくりするが、1週間も使えば慣れるし、慣れたら手指への負担 は非常に小さい。キー押下げ圧は表示されていないが、重くも軽すぎもない印 象。
これの最大の問題はこのサイズ。幅42cm、奥行20cm、高さ7.5cmは、日本の家 庭事情ではちょっと使いづらい気がする。それと、値段の問題。ちょっと手が 出る金額じゃないと思う。それから、これに慣れると普通のキーボードが打て なくなるのも問題の1つと思われる。
私自身の場合、使用感が最高であることは認めるが、他の作業をするための机 の面積を確保したいこと、これに慣れすぎて他のキーボードが使えなくなるの は仕事に支障が出ること、といった理由で結局お蔵入りとなってしまった。
メーカーページ | http://www.microsoft.com/japan/hardware/keyboard/internet.asp |
サイズ | 230 x 475 mm (だいたい) |
価格 | 3,500 |
規格 | 109 |
接続方式 | PS/2 |
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マイクロソフトが出すキーボード。 値段は安いが、キータッチ感などは安っぽさをあまり感じさせず、長時間打っ ていてもそんなに疲れない。訳あって現在は他人が使っているが、 コストパフォーマンスのかなり良い水準のキーボードだと思う。
(私にとっては)不要なショートカットキーがたくさんあることと、形が変なの で、必要以上に面積を使ってしまうのが難点だが、このあたりは感覚のわかれ るところだろう。
メーカーページ | http://www2.elecom.co.jp/products/TK-U12FY.html |
サイズ | 142 x 445mm |
価格 | 2,000 |
規格 | 112 |
接続方式 | USB |
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USB接続のキーボードを買ってみよう、ということで手近にあったものを買っ てみた、という程度のモチベーションで購入。112キーボードにしては軽い (560g)。
キータッチ感は、ひっかかり感(クリック感というより、ひっかかりに感じる) があるのと戻るときにネバつくような印象を受け、少なくとも私にとっては好 みではない。 もっとも、値段を考えればこのくらいの水準かな、という気もするが。
メーカーページ | http://www.halfkeyboard.com/ |
サイズ | 80 x 148 mm |
価格 | 12,800 |
規格 | 特殊 |
接続方式 | PS/2 |
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Half keyboardとは言っているが、面積からして普通のキーボードの1/3程度し かない。机が狭い人には、ほぼ最高のキーボードかもしれない。
このキーボードには、英字部分の左半分しかない。では右側はどうするのかと いうと、スペースバーを打ちながら打つ。例えば[SPC]+w で"o"が入力できる。 数字については、numキーを2回たたいてから入力、記号ならSHIFTを2回たたい てから入力、といった具合。 慣れるまではなかなか難しいが、慣れてしまえばそれなりの速度での入力は可 能だった(いちご打ノーマルモードクリアはまだ出来ていないが :-)
キーストロークは浅い。キーピッチはノーマル。
メーカーページ | http://www.topre.co.jp/products/electric/keybord/catalog.html |
サイズ | 165 x 455 mm |
価格 | 16,800 |
規格 | 106 |
接続方式 | PS/2 |
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これは、今(2003/1現在)、もっとも注目されているキーボードの1つではない だろうか。以前、入手困難ということであきらめていたのだが、最近調べたら通 販でも在庫があったので、注文。
HHKがUNIX系キーボードを祖先にしているなら、こちらは データセンタなどでの打ちこみ用キーボードが元になっている。 ハードにキーボードを使う人のための工夫は随所でなされている。キーの方式 としてはメンブレン式、メカニカル式のいずれでもない静電容量方式をとって いる。押下げ圧は、中指で打つキーは55gに対して小指で打つキーには30gとい うように調整されており、使い易い(全部のキーを30gにしたものもあるらしい)。
問題はキーボードの大きさで、普通の106キーボードのサイズなので、HHKから の乗り換えだと机の面積がかなり減少してしまう(普通の106キーボードから換 えるのなら問題はないが)。あと、106キーボードなのがちょっと気に入らない (個人的な意見だが。結局101キーボードのドライバで駆動することで101キー ボードとして利用している)。
ともあれ、1、2週間くらい使ってみないとこのキーボードの本当の良さ(悪さ) は見えてこないと思うので、今回はここまでにしておく。
1/29/2003 追記
現時点での感想。キータッチは非常に良く、確かにこれに慣れると他のキーボー
ドは使いたくなくなる感じはある。ただ、肘あたりが疲れてくる。姿勢が悪い
(机の高さが高すぎる)のは認めるが、HHKとかだとあまり気にならなかったの
に、このキーボードだとそれが非常に大きな影響を持ってくる。椅子の高さを
調整して姿勢を正すと、確かに使いやすかった。理想を言えば、このキーで
HHKかFKB8579の配列を持つキーボードが欲しいところ(無理だろうけど)。ただ、
テンキーなしのものについては販売されるような情報もちらほらと見かけるの
で、それが出たら即購入だろうなぁ。ともあれ、机の面積の問題でHHKに戻っ
てしまったが、もはやHHKのキーを打ちにくく感じる(2003/4/29)。
メーカーページ | 不明 |
サイズ | 150 x 450 mm |
価格 | 3,000 |
規格 | 106 |
接続方式 | PS/2 |
上の写真のようなキーボードだが、下の写真のように折りたたむことができる。 実際には、床が固くないと使えないし、うちにあるものだと長いこと折りたた んであるため折りめがついてしまい、どうしてもちゃんと伸びないのですごく 使いづらいとか、いろいろ問題はある。イロモノとしては面白いけどね。
メーカーページ | http://online.plathome.co.jp/products/fkb8579/index.phtml |
サイズ | 130 x 292 mm |
価格 | 7,800 |
規格 | 特殊 |
接続方式 | PS/2 |
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ぷらっとホームオリジナルのキーボード。 カーソルキーがある分、HHKより一回り大きい。 キーはやはり軽めだと思うが悪くなく、長時間の使用で疲れない。 仕事場で使ってるキーボード。
メーカーページ | http://www.topre.co.jp/products/electric/keybord/catalog.html |
サイズ | 180 x 320 mm |
価格 | 16,800 |
規格 | 特殊 |
接続方式 | PS/2 |
画像 |
ただ、キーの配列は問題があるように感じる。写真をみるとわかるが、近年の IMEで多用するファンクションキーが2列になっており、非常にうちづらいのだ。 一方、UNIXなどで使うにはctrlキーの位置が良くない。キーがわるくないだけ におしい。
メーカーページ | http://www.nec.co.jp/press/ja/9809/2401.html |
サイズ | 230 x 380 mm |
価格 | ? |
規格 | 特殊 |
接続方式 | USB |
画像 |
メーカーページ | http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/ |
サイズ | 110 x 292mm |
価格 | 25,000 |
規格 | 特殊 |
接続方式 | USB |
画像 |
上にあるHappy Hacking Keyboardの最高級モデル。 キーが静電容量方式になり、より快適なキータッチになっている。 調子にのって無刻印モデルを購入。見栄だけの世界かもしれないけど。
メーカーページ |
http://www.reudo.co.jp/rboardk/product.html
サイズ | 248 x 96mm (収納時 148 x 96mm)
| 価格 | 12,800
| 規格 | 特殊
| 接続方式 | 携帯電話用
| 折りたたんだ状態
| 蓋を開けた状態
| 使用中
| キーボード拡大図
| |
伝説のプログラマブルなやつではなく、日本法人から出てたもの。そこそこ使
いやすいけど、入手できないだろうなぁ。
SGIワークステーションのうち、
(私が把握している範囲では)Indigo, Indigo2, Indy, 初期のO2に附属していた
キーボード。PS/2端子なので、AT互換機で使える。
機構はメカニカル。ちょっとうるさいが、かなり使いやすいキーボードにしあ
がっている。ただし、入手は難しいと思われる。
SGIワークステーションに付いてるキーボードで、やはりPS/2。
最近のO2などに附属しているもので、前のものより(見た目、使用感とも)安っ
ぽい印象。
iMac(鏡餅みたいなやつ)に附属するキーボード。見た目はかっこいいんだけど、
使用感はあまり好きじゃない。
そこらへんにころがってたキーボードたち。
ちゃんと使ってないけど、あまり操作感がいいものはなかった。
4の「turbo」っていうキー、何のためにあるんだろう?
PanasonicのCF-B5Rという、トラックボールのモデル。サイズがB5なので、キー
ボードはフルサイズではない。ストロークも浅く、決して優れたキーボードと
いうわけでもないのかもしれないが、慣れたせいか非常に打ちやすい。上述の
通り、ログ取りにはこれを利用。
東芝。かなり気にいってたのだが、サーバダウン時にサーバ代用で1週間連続
運用したら、こわれてしまった。ただ、やっぱりこのキーサイズでは打ちづら
かったのを覚えている。
現在のメインマシン。
その他使ってるキーボードなど
Note PC
ノートPCの場合、キーボードは普通交換できないので、機種選びの際重要な選
択基準になります(本当は)。下のうち、Let's noteのキーは、実は以外と打ち
やすくて、某BOFのログとか某番組のログとかを取るのに使いました。
Mimori Yuki <mimori@puni.net>
$Id: keyboard.html,v 1.6 2003/05/15 09:28:30 s-v Exp $